明日は第71福岡国際マラソン。歴史ある大会。古くは、宗兄弟・瀬古選手など、数々の死闘を繰り広げらた、この大会。
近年は、東京マラソンのようにアボット・ワールドマラソンメジャーズに入るレースに主役の座を奪われつつあるが、今年は久しぶりにワクワクする大会に!
|注目は、大迫vs神野
何と言っても、箱根駅伝を沸かした。この2名が走るので、大注目!
日本長距離界ナンバー1の呼び声高い!大迫傑(ナイキ・オレゴンプロジェクト)
日本選手権では、1万m2年連続優勝。リオオリンピック代表でもあり、今年の4月ボストンマラソンで3位に入る好走を見せた。
ちなみに、ボストンの優勝は、ジョフリー・キルイ(ケニア)は、今年の世界陸上ロンドン大会のマラソン優勝選手。2位は、ゲーレンラップ(アメリカ/ナイキ・オレゴンプロジェクト)で10月のシカゴマラソン優勝。リオオリンピックでは1万m入賞とマラソン銅メダリスト。そのメンバーの中での3位。もう早稲田大学で箱根駅伝に活躍したというのは過去の話。
一方、箱根駅伝5区で山の神と言われた。神野大地(コニカミノルタ)1万mでは大迫に後塵を拝したが、今年の2月の香川丸亀ハーフでは大迫を破り、日本人1位と、満を持してフルマラソンに初チャレンジ。
近年に無いスター選手同士の激突は否応にも言えない、他にも川内優輝(埼玉県庁)だって黙っていない!ここぞという川内は強いからね。優勝争いは、昨年優勝のイエマネ・ツェガエ(エチオピア)を軸に展開されるだろう、個人的に注目選手は佐藤悠基(日清食品グループ)は、大迫の高校先輩でもあり、早くから日本のマラソン界を背負って立つ言われただけにどんな走りをするかが注目だ、そして、設楽啓太(日立物流)、弟の悠太(ホンダ)はリオオリンピック代表など、大迫に次ぐ活躍をしているが、啓太はコニカミノルタを退社し9月移籍し心機一転したばかり、神野の元同僚というところも因縁のような。何れにしろ白熱なレースになるのは、間違いない。
|シューズ戦争
選手だけでなく、シューズの進歩と開発の戦いでもあるのがマラソン。「陸王」(TBS)でもシューズメーカーの戦いが注目ですが、大迫は、ナイキなので、ズーム ヴェイパーフライ 4%で走るだろう、厚底のミッドソールという印象強いが、ミッドソールのカーボンが想像以上に脚の回転を上げる。更に、恐らく市販のものと違う大迫オリジナルにアレンジされているのでは?シューズを生かしてどのような走りを見せるか?結果にかかわらず注目だ。
問題は、神野ですね。大学時代はアディダスを履いていましたが、練習を見るとニューバランスのHANZO Rで練習してました。本番は何で走るのでしょうか?
ちなみに、佐藤 悠基はというと、mizunoのウエーブエンペラーで走るでしょうし、川内優輝は、アシックスのターサーではないか?
海外勢は、どんなシューズで走るのか勝負以外にも注目です。レースは12:10号砲。目が離せない